こんにちは。片山由紀子です。
今回は、「世界最大のチューリップ公園」についてお話します。
春、世界中から大勢の観光客が訪れる場所がオランダにあります。
アムステルダムの南西、北海にほど近い
「キューケンホフ公園」は世界最大のチューリップ公園として知られ、1949年の開園以来、4200万人以上が訪れたそうです。
開園期間は3月下旬から5月中旬までのわずか2ヶ月間だけ。
もともと北海沿岸は砂地を生かした球根栽培が盛んで、
この時期は球根栽培用のチューリップ畑が見渡す限り広がっています。
東京ドームの約7倍もある園内には歴史を感じさせる巨木の間に
チューリップや水仙、ヒヤシンス、ムスカリなどの球根花が色とりどりに植えられています。
春の庭園(Keukenhof HOLLAND)
特に目を見張るのが、チューリップの配色と植え方です。
色を上手に組み合わせ、曲線を描いた花壇は日本では見られないものです。
チューリップは身近な春の花ですが、料理も盛りつけが違うと印象が変わるように、
チューリップの植え方一つで、これほどまでに魅力的に見えるとは驚かされます。
園内は観光客やベビーカーをひいた家族連れが思い思いに散策し、
そこには当たり前のように世界中の言葉が飛び交っています。
今なお世界では戦禍が絶えず、国同士がいがみ合っていることもあるなかで、
ここではただ花を見るために世界中から人が集まってくるのです。
たかがチューリップ、されどチューリップ。
このような公園を60年も前に作ったオランダの人々の、懐の深さを感じます。
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